アナログレコードを聴く
今の時代にアナログレコードを聴く事は、意味が分からない人も多いかもしれない。
それは逆に納得する。
あんな大盤の、しかも音が良いか悪いか分からない・・端的に無駄でしかない
そんなアナログレコードをなぜ聴こうと思うのか・・それは人間らしさや文化が好きだからだと思う。
ジャケットで選ぶ感性
冒頭からアナログレコード批判みたいになってしまったが、アナログレコードの面白さの一つにジャケットの面白さがあると思う。
このジャケットに描かれたデザイン性や意味を知ると、そのアーティストの背景や文化など見えてきたりする。
山下達郎さんのジャケット
この山下達郎さんの「for you」アナログレコード
1982年にリリースしたアルバムだ。中古で購入したもの。
ざっと40年前のもの、凄い!ジャケットというより達郎さんが凄い(笑)
話は逸れたが、このジャケットはイラストレーター「鈴木英人」さんが描いたもの。
このジャケットのイラストは、英語の教科書のカバーでも見た事のあるほど有名な描写。
この「for you」制作逸話は雑誌BRUTUSに載っているが、有名な話だ。
この1982年というのはサザンオールスターズの「チャコの海岸物語」と「YaYa(あの時代を忘れない」リリースだ。
そしてその舞台は何れも「湘南」だ、
当時の湘南と言えば、まだヤンチャ文化が盛んだったイメージだが、裏では沸々と文化の成り立ちが芽生えていたのかもしれない・・・
いま、湘南に行くとビーチの前には「bills」やオシャレで魅力的な文化が立ち並ぶのだ。
そう考えると、このジャケットの背景や文化の成り立ちが見えてきたりして感慨深いものがある。だから面白いし、人は集まり、熱狂し文化になる。
無駄から始まるカルチャー
このジャケットや音楽の魅力て、文化や人をを牽引してきたんだなと思う。
単純に、部屋に飾っただけでオシャレになったり、面倒なアナログレコードで音楽を聴きながらコーヒーを飲むというライフスタイルはぜひオススメしたい。
NO MUSIC, NO LLIFE
NO MUSIC, NO LIFE という文化
ノーミュージックノーライフというものも音楽と掛け合わせた文化かもしれない
音楽は偉大だと思える。
いつかまた、NO MUSIC, NO LIFE についても書きたいと思う。