コンバースオールスター ハイカット 日本製の良さ

8年前に買った日本製コンバースオールスター ハイカット
8年前に買った日本製コンバースオールスター ハイカット Black

コンバースオールスター ハイカットはカルチャーで履いていた時代


生まれて初めて「コンバース オールスター」ハイカットと出会ったのはもう30年前のこと、
これだけ長く愛され続けているシューズあるのだろうかというくらい昔からある。

しかもコレがバスケットシューズだと言うのだから、今思うと面白いし歴史て凄いなと素直に思う。

30年前、当時のファッション文化は「アメカジ」とか「モッズ」「モード系」とか「50’s」とか「ヒッピー」「古着」とか、「コムデ・ギャルソン」「イッセイ・ミヤケ」とか・・(当時のモード系はちょっと後だったかもしれない)バリエーションに富んでいた、

当時のクラブシーン?ではノイジーな「パンクロック」パーティーなんかで皆んなジャックパーセル履いてるとかあって、アレはたぶん当時の「ニルヴァーナのカートコバーン」が「ジャックパーセル」を履いていた影響もあったのかと思う。

女子はヴィヴィアンウエストウッドの木靴とか履いて、その中でいつもどの層にも定番だったのが「コンバース オールスター」だった。とりあえず持ってるみたいなね。

だから、とりあえずカルチャーとかノリ的なもの
文化的な要素があったんだと思う。

コンバースオールスター ハイカットの魅力


このローテクシューズの良さと言えば絵になる「抜け感」だ。
コーデ気にせず使いたい時や「ハズし」に使いたいアイテム。
それが「コンバース オールスター」

コンバースオールスター ハイカット 正面
コンバースオールスター 正面

この8年物のオールスターは、30年前に買った当時のものとは違くて日本製。

何が違うって、経験から言うと、この日本製オールスターは色褪せとかしない。

以前のオールスターとかJACK PURCELLとかのゴム部分て2,3年すると黄ばみが出てきて、履くに履けないなんとも悲しい気持ちになってしまう。

どこが違うのか↓

日本製コンバースオールスター 後部ソール made in japanの表記
後部ソール made in japanの表記

まずはこのmade in japanの表記。
これはコンバース オールスターのマニアに言わせると、邪道とか言われそうだけど「本物じゃない」とか言われそう(笑)。

その気持ちも分かるんだけど、これの意味てたぶん物作りにこだわる日本のプライドなんだと思う。

後々分かるんだけど、このタグ部分もちょっとだけ厚かったりズレが無かったりと、かなりキッチリ作り込まれているのが分かる。

細部を見てみる 日本製コンバースオールスター

靴内部のmade in japan表記
ンバースオールスター 「Made in japan」
靴内部のmade in japan表記
ここの生地感もちがう
横からの後部ソール
横からの後部ソールの作り
ンバースオールスター 「Made in japan」ソール前頭部 横から
ソール前頭部 横から この辺も違う

↑たぶんこの辺は作りが違う
元々あるUSAのラバーの薄さとかズレとか無くして、弱点になる色褪せとかの対策とかしてるんだと思う。
結果的にそうなっているのかもしれない。

改めて見た感想 日本製コンバースオールスター


この8年前の日本製オールスターを見ても分かる通り、加水分解や色褪せも無い状態という事実がモノづくりのプライドを感じさせる

もしかして、コンバース オールスターを買おうかと悩んでいる方もいると思う、
自分の場合、コンバースオールスターに履き心地とかは求めないが、
「力の抜け具合」とか、たまに「カチッと決まったコーデ」の中にひと抜き入れたい。そんな「ぬけ感」は今でも「コンバース オールスター」でしか出せないものがある。

商品レビューだけでは出せないかもしれない。