ビクトリノックス アウトドアマスターの購入理由
一生使えるキャンプナイフそれが答えだった。
それがビクトリノックス アウトドアマスター
ビクトリノックスと言えばスイスメイドのマルチツール。
キャンプナイフは使ってみないと自分に合うか分からない、
「見た目」と「手にした感触」それだけで、即買いだった!
自分の購入理由はそれだけで良いと思った。
ビクトリノックスというブランド
ビクトリノックスは、主にマルチツールで知られており、
・創業者であるカール・エルズナーは、139年前の1884年に、スイスの小さな村、イバッハでナイフのワークショップを開始。
1891年 : スイス陸軍に対し、ソルジャーナイフを大規模供給
1897年 : 代表的なマルチツール、オフィサーナイフが開発
当時から今でもアーミーナイフはスイス国内で製造を続ける。
その堅実さが、ブランドの高い評価を支えている一因かもしれない。
・「ビクトリノックス」というブランド名は、創業者の母親、ビクトリアの名前から名付けられている。
美しい作り
ビクトリノクス製品全般に言える事だが、細部まで作りが美しい。
ハンドルからブレードまで、まさしく工業意匠。
ナイフは人類にとって最も原始的な「道具」の部類だが、美しいと思える道具を使うのはとてもワクワクする。
スペック
ビクトリノックス アウトドアマスターのスペックを見てみる。
ブレード長 :10cm
重量 :215g
ハンドル部材 :マイカルタ
鋼材 :4116ステンレス
シェイプ :スカンジ
ハンドル長 :12cm
刃厚 :4mm
硬度 :56HRC
ざっくりこんなところかと思う。
製鉄メーカーに勤めていた自分が、鋼種で分けられている材質の成分表を見て、それを道具として理解する事はとても難しいと思います。
ナイフの断面形状コンベックス・スカンジ・ホローといった形状の違いは分かれど、ナイフとしての問題は、錆び難く、切れ味が長持ちする事が重要だと思う。
硬すぎて刃こぼれするようでは話にならないし、研がなくてはならない。
一長一短あるのだが、この4116ステンレス鋼は硬い部類ではありますが、切れ味も長持ちで扱いやすいと思う。研ぐのに少しコツは要りますね。
大きさ比較 モーラナイフと比較
「大きさの比較」
左から、
モーラナイフ、アウトドアマスター、ケーバー ナイフ ベッカー BK2
手に持った大きさ比較
モーラナイフ
ビクトリノックス アウトドアマスター
ケーバー ナイフ ベッカー BK2
モーラナイフとの比較が一番分かりやすい、
アウトドアマスターは一回り大きい感じです。
しかしBK2はデカい!BK2は藪漕ぎやバトニングは使い易いです。
何れも良いナイフです。
アウトドアマスターはより美しい造りに感じます。
こだわり物があるお店オススメ↓
シース 唯一の残念
不評なアウトドアマスターのシース。
質感とベルトループがあまり好まれないのかもしれない。
自分が唯一感じた事は、シースで傷が付いているのでは?と思う部分がある。
シースなのに、ナイフに傷つけるという・・
今後の為に測っておこうと思う
ビクトリノックス アウトドアマスター L
ここまで見てきたが、安定のビクトリノックスといったところか。
細部まで工業デザインの拘りが感じられるナイフで、とても所有感を満たすナイフだと思う。
さすがと思います。
尖り過ぎず、大きすぎず、かといって必要なポイントは押さえてアウトドアナイフとしての機能を満たす役割なんだと思う。